Confabを公開したのは2022年7月20日です。書体デザインにおけるハイパーモダニズムを探るものでした。LCDの数字の形から着想を得て、それを抽象化へと押し進める方向です。一貫したリズムは保ちながら、読める範囲でできるだけ、文字の形をラテン文字としてのルーツから遠ざけようとしました。
Confabは大文字だけの書体です。厳密な幾何学形から組み立てましたが、普段文字のデザインに使う規則には従いませんでした。代わりに、従来の境界を意図的に破る位置揃えの仕組みを使いました。文字は予想される位置を越えて伸び、余白の形や構造上の緊張を生んで、均一な感じを乱します。それでも、まとまりのあるアルファベットとして成立するようにしました。
公開以来Confabは更新しておらず、商業的には使い手を見つけられていません。私にとっては、幾何学と読みやすさを限界まで試した記録です。書体として機能し続けられる範囲で、抽象化をどこまで進められるかを試しました。